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Strayのストーリーの概要や全エンディングについて、更には考察としてよくあるテーマをまとめました。
ストーリー概要
物語は、一匹の野良猫が仲間たちと廃墟で暮らしている場面から始まります。しかし、不慮の事故により猫は深い地下へと落下し、高い壁に囲まれたサイバーパンク風の都市「デッドシティ」に迷い込んでしまいます。
そこは、かつて人類が暮らしていたものの、現在は「コンパニオン」と呼ばれるロボットたちだけが、かつての人間の生活を模倣しながら暮らしている場所でした。猫は、そこで出会った小型ドローン「B-12(ビー・トゥエルブ)」と協力し、地上(アウトサイド)へ戻るための旅を始めます。
道中では、あらゆるものを喰らい尽くす謎の有機体「ゼネスト(Zurk)」や、都市を監視するセキュリティロボット「センチネル」の脅威を退けながら、都市の最上層を目指すことになります。
全エンディング
このゲームのエンディングは1種類のみで、マルチエンディングではありません。
猫とB-12はついに都市の心臓部である「コントロールルーム」に到達します。しかし、都市を封鎖している巨大な屋根(ドーム)を開放するためには、システムのセキュリティを物理的に破壊する必要がありました。
B-12は自分の電子回路に過負荷をかけることでシステムをオーバーライドし、引き換えに機能を停止(死亡)してしまいます。B-12はもともと、最後の人間の意識をアップロードした存在でしたが、彼は「自分たち人類の時代は終わり、この世界はロボットや猫たちのものであるべきだ」と悟り、自己犠牲を選びました。
ドームが開き、数百年ぶりに都市に太陽の光が降り注ぎます。日光を弱点とするゼネストたちは死滅し、閉じ込められていたロボットたちは初めて「空」を目にします。猫は動かなくなったB-12の傍らでひと眠りした後、開かれたゲートを通って、仲間たちが待つ地上へと歩き出します。
ラストシーンでは、猫が外の世界へ消えていった後、エリアの片隅にある電子パネルが一瞬だけ光ります。これは、B-12の意識が都市のネットワーク内に生き残っている可能性を示唆する演出となっています。
考察一覧
Strayの世界には、断片的なメモや環境から推測できる深い背景設定があります。
・人類はなぜ滅びたのか 都市内の記録によると、かつて地上は深刻な環境汚染と疫病に見舞われました。特権階級の人々は「シェルター都市(ウォールドシティ)」を建設して地下へ逃げ込みましたが、そこでも疫病が蔓延。最終的に、最後の生き残りだった科学者(B-12の元の姿)も肉体を失い、人類は完全に絶滅したと考えられます。
・ゼネスト(Zurk)の正体 不気味なバクテリアのようなゼネストは、もともとは人類がゴミ問題を解決するために開発した「細菌」でした。あらゆるゴミを分解して食べるように設計されていましたが、人類がいなくなった後、長い年月を経て突然変異を起こしました。その結果、ゴミだけでなく金属や有機物(生物)まで襲う恐ろしい怪物へと進化してしまったのです。
・コンパニオン(ロボット)たちの進化 もともとは人間に奉仕するための家電や作業用ロボットだった彼らは、主人がいなくなった後も数百年かけて「心」のようなものを育みました。彼らが服を着たり、食べられない料理を作ったり、怯えたりするのは、かつての主人の行動を模倣し続けるうちに、それが独自の文化や感情へと発展したためです。
・アウトサイド(外の世界)の状態 ゲームの冒頭と結末で描かれる外の世界は、緑に溢れ、鳥や猫が健やかに暮らせる環境に戻っています。これは、人類が絶滅してから数百年以上の時間が経過し、自然環境が自浄作用によって回復したことを意味しています。