テイルズオブエターニア リマスターは買うべき?プレイ後のレビュー感想まとめ

当サイトは広告を利用しております。

『テイルズ オブ エターニア リマスター』は、原作をもう一度遊びたい人や、物語を中心に楽しみたい人におすすめのRPGです。実際に遊んで驚いたのは、育成やダンジョン探索の負担が想像以上に軽くなっていたことでした。

今回はSwitch 2でプレイ。昔ながらの表現や戦闘には時代を感じますが、便利機能を必要に応じて使うことで、キャラクターや物語に集中できました。

原作のすべてをそのまま再現した作品ではないものの、今からエターニアを楽しむための選択肢として、満足度の高いリマスターです。
Amazonでみてみる
⇒テイルズ オブ エターニア リマスター

ゲームの基本概要

項目 内容
タイトル テイルズ オブ エターニア リマスター
ジャンル RPG
リマスターのベース PSP移植版
価格帯 3,000円台
今回のプレイ環境 Switch 2

物語の舞台は、インフェリアとセレスティアという2つの世界。平穏な暮らしを好む主人公リッドが、異世界から来た少女メルディとの出会いをきっかけに、世界の危機へ向き合っていきます。

街やダンジョンを巡り、仲間とともに冒険する王道の構成です。戦闘にはアクション要素があり、通常攻撃と術技を組み合わせて戦います。

良かった点

相手の事情を知ることで、見え方が変わる物語

本作で最も心に残るのは、相手の立場を理解することの大切さを描いた物語です。

敵にも戦う理由があり、仲間もそれぞれ過去や痛みを抱えています。その事情を知ることで、最初は理解できなかった行動の見え方が変わっていきました。

特に印象的なのがリッドの成長です。当初は世界の危機を国に任せようとしていた彼が、旅を通じて少しずつ他者の立場を考えるようになります。その変化が自然で、私自身も「簡単に決めつける前に、相手の事情を考えてみよう」と感じました。

2つの世界の文化の違いも丁寧に描かれています。序盤のさりげない描写が後の展開につながる面白さもあり、王道の冒険の中に、長く心に残るものがありました。

TPと技習得の負担が減り、戦闘を楽しみやすくなった

リマスターの便利機能で特にありがたかったのは、術技を使いやすくする設定です。

原作では、ダンジョン内でTPを回復する手段が限られていました。技を使いたくても、先の探索を考えて温存する場面があります。

今回は「キャンプ時にTP回復」や「消費TP半分」を選べるため、以前より気軽に術技を使えるようになりました。派手な技を繰り出し、コンボをつなぐ楽しさを味わいやすくなっています。

攻撃熟練度の獲得量を2倍・4倍にする機能や、術技の使用カウントを倍増させる機能も便利です。技の習得条件を満たすための繰り返しを減らせるので、新しい技を覚えて戦い方が広がる楽しさを、より早く感じられます。

操作も滑らかで、技を出しやすくなっていました。育成と操作の両面から、戦闘の面白さに触れやすくなったと感じます。

迷ったときや育成が単調なときだけ、便利機能を使える

便利機能を状況に応じて切り替えられる点も好印象でした。

ダンジョンで道に迷っているときに戦闘が続くと、探索のテンポが気になります。そんな場面ではエンカウントをオフにし、行き先が分からなくなったら目的地案内を使う。私は必要に応じて設定を変えながら進めていました。

経験値の倍率変更もあるため、育成を負担に感じたときには、その部分だけ短縮できます。何もかも簡単にするのではなく、自分が気になる手間を調整できるのが良かったです。

新しい要素が解禁された際のチュートリアルや、オートセーブも加わっています。戦闘への切り替えも速く、冒険を進める際の細かな待ち時間が軽減されていました。

色鮮やかな2D表現と、寄り道の豊富さが今も魅力

キャラクターの細かな動きや、草木、街並みの描き込みには、今見ても魅力があります。

剣を振る、跳ぶといった動作が生き生きしており、色鮮やかな背景と合わさって、冒険する場所ごとの雰囲気を楽しめました。

寄り道も豊富です。川下りやクレーメルボール、カードゲームのウィスなど、異なる遊びが各地に用意されています。物語を進める合間に別の遊びへ立ち寄れることが、旅の楽しさにつながっていました。

映像や効果音をオリジナルの仕様に切り替えられる点も気が利いています。くっきりした表示だけでなく、当時の雰囲気を楽しむ選択肢があるのはうれしいところです。

気になった点・不満点

PS1版の要素がすべて残っているわけではない

原作ファンが購入前に確認したいのは、PSP移植版をベースにしていることです。

PS1版にあった戦闘の複数人プレイはなく、プレイ人数は1人。エンディング曲や画面サイズにも違いがあり、ポケットステーション用の遊びも含まれていません。

個人的に寂しかったのは、名前変更ができなくなったことです。メルディに名前を覚えてもらう場面など、名前を変えて楽しむ余地があったので、ちょっとした遊び心が減ったように感じました。

便利になった一方で、PS1版の思い出をそのまま味わいたい人には、気になる違いだと思います。

便利機能を使っても、表現や戦闘には時代を感じる

遊びやすさは大きく改善していますが、土台は昔のRPGです。

近年の3D作品と比べると、場面の表現が抽象的に感じられたり、戦闘の仕組みがシンプルに見えたりします。後年のシリーズで自由度の高いコンボに慣れていると、物足りなさを感じるかもしれません。

また、戦闘開始時の渦巻くような演出がなくなった点も、テンポの良さと引き換えに少し寂しく感じました。

ただ、戦闘の分かりやすさは長所でもあります。最近のシステムを複雑に感じる人には、このくらいの仕組みが遊びやすそうです。

ブーストの使い方で、育成や強敵戦の手応えが変わる

便利機能は魅力ですが、すべてを強く設定すると、育成や勝利の達成感が薄れる面もあります。

私は探索や育成の負担を感じたときに使っていましたが、原作に近い手応えを楽しみたいなら、必要な機能だけ選ぶのがよさそうです。

なお、「アイテム最大所持数拡張」は、一度オンにすると同じセーブデータでは戻せません。ほかの設定と同じ感覚で切り替えないよう、注意したい項目です。

どういう人におすすめか

向いている人

  • エターニアの物語を、今の環境で遊び直したい人
  • 仲間の成長や、異なる立場への理解を描く物語が好きな人
  • レベル上げや道迷いの負担を調整したい人
  • 分かりやすいアクション戦闘を楽しみたい人
  • 2D表現や、ミニゲームの豊富なRPGが好きな人

向いていない人

  • PS1版の仕様や収録要素を、そのまま求めている人
  • 戦闘を複数人で遊びたい人
  • 近年の3D作品と同じ表現やコンボの自由度を期待する人
  • 便利機能の使い方を自分で調整するのが面倒な人

購入前に確認したいこと

Switch版とSwitch 2版は別のソフト扱いで、Switch版からSwitch 2版へのアップグレードはできません。

また、Switch 2のパッケージ版はキーカード仕様で、約10GBのゲームデータをダウンロードする必要があります。購入時には、通信環境と保存容量を確認しておきたいところです。

Switch 2版は最大4K、携帯モードではフルHDに対応しています。画質を重視するか、ゲームデータを収録したSwitch版のゲームカードを選ぶか、購入前に決めておくとよいでしょう。

まとめ

『テイルズ オブ エターニア リマスター』は、心に残る物語を、以前よりずっと快適に楽しめる作品でした。特にTP回復や技習得を助ける機能は、戦闘の楽しさを味わううえでも効果的です。

PS1版との違いや昔ながらの表現はありますが、私は便利機能によって冒険へ集中しやすくなった点に、大きな価値を感じました。

もう一度あの物語に触れたい人にも、初めてエターニアを遊ぶ人にも、おすすめできるリマスターです。
Amazonでみてみる
⇒テイルズ オブ エターニア リマスター

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です